大阪・長居公園レポート!300円で自然・歴史を堪能&プチ森林浴で癒しを【電車旅】
6月1日金曜日、大阪府大阪市にある巨大な公園長居公園に行ってきました。観光地としてはそれほど有名ではありませんが、大阪人には馴染み深いスポットですよね。
今回は緑あふれる長居公園への電車旅をレポートしていきます!
公園内は無料で遊び放題
ほかにJR阪和線の鶴ヶ丘、地下鉄御堂筋線の長居駅からでも徒歩5分程度で到着します。
長居公園の外観はこんな感じ。国道沿いに明らかな森があるので、迷うことはほとんどない…はず。
なにせ敷地が広いので出入口がたくさんあるのですが、JR長居駅から行くと南西入口が一番近いです。
真っ青な空の下でたわむれる2人の少女。
奥のほうに見えるのがヤンマースタジアムです。
園内はだだっ広い道が舗装されているので、地元の方々はランニングしたり
近所の園児たちが先生とお散歩している姿も見られました。
少し歩くと、いたるところに公園や広場が設けられています。
子どもたちが遊べる遊具があったり、野球練習用として最適な広場も(写真奥)。
さらに歩くとヤンマースタジアムが見えてきます。大きい。
セレッソ対○○の試合があるときは、ピンクのユニフォームでいっぱいになり奇抜な景色が広がります。セレッソ愛は止まらない。
さて、長居公園といえば植物園・博物館です。
木々に囲まれた園内はすでに自然たっぷりなのですが、もっと緑を堪能したい方には植物園への入園がおすすめ。
植物園への入園料は200円(中学生以下無料)。
さらに生き物が好きな方には自然史博物館もおすすめです。植物園+博物館300円で入れます。やっすい。
※高校生・大学生は+博物館でも200円。
というわけで、生き物大好きな私は300円で入園。
青い空、白い雲…この日はものすごく気持ちがよかったです。
夏は日差しが苦しいと思うので、春や秋への来園がおすすめ。
長居植物園では、なんと約1200種類もの植物が見られるのだとか。季節によって咲く花も変わるので何回来ても飽きません。ということで年間パスポートは1000円です。
先ほどの写真からくるっと振り返った景色。カップルがカンカンするハートのアレがあります。園内を散策しているとしきりに聞こえてくる鐘の音…幸せそうでなによりです。私ですか?1人です。
現実から目を背けて、自然史の世界に潜り込みましょう。
博物館前にはででーんとシロナガスクジラの骨が展示されています。建物が大きいのであまり伝わらないですが、めちゃくちゃ大きいです。
自然史博物館
では、いざ自然史博物館へ入館!
入館したらすぐにリアルな巨大動物たちが現れるのですが、巨大すぎて上手くフレームに収まってくれませんでした。諦めました。
小さな子どもでも見やすいよう、かなり低い位置で展示してくれています。右奥に見えるのはゴキブリさん。触覚めっちゃ長いので注目してみてください。
館内にはいくつか休憩所が設けられています。全体が暗いのでちょっと不穏ですが、子どもたちがゴキブリに夢中になっているあいだゆっくりできそうです。
みんな大好き恐竜ゾーン。
骨格もそうですが、天井に映る影が怖いです。夜ぜったい動いてますよね…。
ナウマンゾウの下あごをナデナデできます。
近隣の小中学生たちが遠足に訪れるためか、子ども向けの解説もいたるところに設置されていました。もちろんお堅い解説もありますが、分かりやすい言葉で書かれているのでフムフムと読み進められます。
ティラノサウルスの頭。これが爬虫類だなんて…!
木が植わっているだけかと思いきや、キツツキ(偽)がこんなところに。怪しいポイントを見つけたら、ぜひ上を見上げてみましょう。
キッズ向けのゾーンは全体的に位置が低く、明るい色で統一されています。音声・映像解説や、虫の気分になれる体験ゾーンもあるので、たんに眺めるだけでも楽しめます。とくにシカと自然の関係を考える解説はお見事です。
※博物館は2階建てですが、エレベーター完備・通路も広いので車椅子の方でもゆっくり見物できます。
植物園
自然史博物館は、じっくり見ると1時間はあっという間。恐竜だけ~とか、キノコだけ~とか、好きなところだけ見ても案外長時間没頭できます。
そして博物館よりも没頭できるのが植物園。
大きい池がドンとあって、その周りを散策するかたちになります。
立派な一眼レフカメラを持ってお花を撮影している方もたくさん見られました。その隣でコンデジと格闘する私。撮り方教えてください。
池沿いにはたくさんのベンチが設置されているので、疲れたらすぐに休憩ができます。付近には木々が植えられていて、プチ森林浴も可能。たまに虫がうるさいですが。
虫が気にならなければこんな景色も楽しめます。そんなに広いわけではありませんが、私は一瞬迷いました。ちょっと焦りました。
が、奥まで進むとこんなところにもベンチが!
2人で腰かけて、将来の話を延々と語る…雰囲気は完璧です。
若干ビビりながらなんとか出口付近まで戻ると、水たまりでスズメが水浴びしていました。なんて可愛いらしい…。
ちょっと怖い…。
こちらは遠くの木にとまっていたカラス。
気持ち悪いとか怖いとかいろいろ言われていますが、案外可愛い動物です。頭のモサモサがいいですね。
ポカポカ&涼しい気候のときに利用したい広場。
こんなところで手作りお弁当を広げてワイワイすると絶対楽しいですよね。誘ってください。
ちなみに、トイレはめちゃくちゃキレイなわけではありませんが、多目的用・おむつ替えもできるよう広く設置されています。車椅子利用、子ども連れでも大きな問題はなさそうです。(めちゃくちゃキレイなトイレもあります)
蓮が浮かぶ巨大な池、真ん中には虹色の橋がかかっています。
池自体はキレイではありませんが(小声)、カメやコイ、2羽のハクチョウ、さらにこの季節にはトンボなんかも見ることができます。
橋の上から見た池。
ちょうどハクチョウが近くを泳いでいました。
そしてタイミングを見計らって…。
お美しい…。少しだけ映っている前のハクチョウのお尻も可愛らしいですね。
日向ぼっこ中のカメさんたち。
よく見ると、後ろ足をバタバタさせているカメもちらほら。
暑いんでしょ。そんな目で見ないで。
植物園のお花たち
ここからは、植物園で見たお花たちをご紹介していきます。
解説という解説もできないので、コメント少なめにどんどん貼っていきますね。
出入口付近のスモークツリー。
日に当たるとキラキラする不思議な植物でした。
あじさい園にて。この季節ならではの催し物で、雨の日でも楽しめるのがいいですね。
一眼レフを持ったおじさまの隣で同じ姿勢で撮ってみました。こうして見るとあじさいって面白い咲き方しますよね。
たんぽぽ綿毛。
ユリの仲間ですが、正式名称は分かりませんでした。
現在開催中のシャーレ―ポピー畑。
なんでしょう…海外映画のお風呂に浮かんでそうな花びらです。
こちらはバラ園での写真。
バラといえば、という赤い花だけでなく、黄やピンク、オレンジ色などいろいろな種類のバラが植えられていました。
あっ!まったく、こんなところにタコさんウインナーを捨てたのは誰ですか!?自然あふれる園内で食べ物を捨てるなんて言語道断!
(タコさんウインナーの正体「ザクロ」)
こんな草むらもありまして、バッタやミツバチの写真がたくさん撮れました。
虫たちのまとめについてはこちら。※キモい写真がたくさん見られます。
木々に囲まれて心を休めよう
休憩中のハト。こんなに落ち着いて目を閉じられるのですから、人間だって心癒されるはず。
ギロッ…一応警戒はしているみたいです。
クモを食らうムクドリ。食物連鎖が起きるということは、自然環境が整っている証拠です。
小さい虫はクモに食べられ、クモはムクドリに食べられる。そして私たちがそれを撮る。素晴らしい。
ちょっとよく分からないキャラクターもいましたが、長居公園では心を休めて1日中遊ぶことができました。何もしなくても、緑は目と心を安らかにしてくれます。大阪へ訪れた際には、ぜひぶらりと立ち寄ってみてくださいね!
今回使用したカメラはこちら↓