大阪から2時間で到着!「神戸どうぶつ王国」【電車旅】
記念すべき第1記事目は、兵庫県にある「神戸どうぶつ王国」の旅レポート。(ブログの方向性を密かに変えたのは秘密)
2006年から2014年までは「神戸花鳥園」として花・鳥の楽園として運営されていましたが、リニューアルオープンに伴い哺乳類・魚類などたくさんの動物たちが集結しました。
なかでも個人的に楽しみにしていたのはハシビロコウ。
産まれてこの方、本物を目の前で見たことがなかったのでほとんどこれだけのために行ったと言っても過言ではありません(本当です)。
もちろんそのほかにもたくさんの動物たちが私たちを迎えてくれます。
小さなお子様でも楽しめるイヌ・ネコ・ウサギのふれあいスペースや、愛くるしいレッサーパンダのエサやりタイムなどイベントも盛りだくさん。
私が訪れたのは水曜日でしたが、駅チカなだけあって親子連れの方たちもたくさんいらっしゃいました。
最寄り駅「京コンピュータ前(神戸どうぶつ王国)」で降車、改札を出て階段を下りるとすぐに入り口が見えてきます。
入場料は(2018年5月現在)
大人(中学生以上):1,800円
小学生:1,000円/幼児(4・5歳):300円
シルバー(満65歳以上):1,300円
決して安くはありませんが、これから紹介する動物たちの写真を観ると
値段相応どころか安いくらいに感じること間違いなしです。
それではさっそく見てみましょう。
「神戸どうぶつ王国」で見られる動物たちです!
目が若干こわいワオキツネザル。目の前でお食事をしていらっしゃいます。
みんなが撮影に夢中になっていたこの直後、もたれかかっていた手すりの上をスーッと歩いていきました。(触ってはいけません。適切な距離を保ちましょう)
個人的なお目当てのハシビロコウ。
動かない鳥として有名な彼らですが、めちゃくちゃ動いてました。それはそれはもう、ウインドウショッピングをするおばさまのごとくキョロキョロしながら歩いておりました。
しかし想像通りかわいかったです。大好き。
(現在当ブログのトップページに表示されている画像と同じです)
こちらは手を伸ばせば届くくらいの近距離でエサをむしゃむしゃするシタツンガ。
みなさんは「シカ!シカ!」と言いますが(私も言っていました)、実はこの方、ウシの仲間なんだとか。
そう言われるとウシに見えなくもない…か?
こちらは"ザマス顔"でのんびりお散歩するフラミンゴの奥さん(?)。
近くで見ると、くちばしの形がすごかったです。表現しづらいのでぜひ実際に見てみてください。
画像の注意書きにもチラっと写っていますが、基本的にはお触り禁止です。ふれあえる場所ではそのような記載があるので、触りたくても我慢して程よい関係を保ちましょう。(安易に触ってしまうと、ほかの動物園と同じく柵越しに・・・ということにもなりかねません)
次にペリカン。
写真は「ペリカン・フライト」というショーの一幕です。
長い直線の池の上を、エサを持ったお姉さんめがけてペリカンたちが繰り返し往復。こちらも目の前でバサバサと飛ぶので迫力満点です。
お昼休憩は、ハシビロコウがくわえたコーヒーとビントロングの尻尾をモチーフにしたホットドッグ。
ホットドッグはカレー味で、そこそこピリピリするのでお子様はあまり好まないかもしれません。そして量も多いです。意外と1本で満足できます。
ところでビントロングってだれ?と思ったあなた。
悲しいかな、知名度がものすごく低い動物なんですよね。
ということで、この機会にぜひ覚えておいてください。ビントロングです!
え、うそ・・・どうなってるの、こわい・・・。
こんなはずじゃなかったんです。ではこちらはどうでしょうか。
先ほどのホットドッグを思い出す長さですよね。
胴体とほとんど同じくらいの長さのしっぽを持っています。
もういっちょいってみましょう。
あらかわいい。あんな高いところで、自分のしっぽで遊んでいます。
実はこのビントロング、尻尾でものをつかむことができるジャコウネコ科の動物なのです。これだけ聞くとあまり凄みを感じませんが、こんな尻尾の能力を持つのはビントロングとキンカジューだけ。
しかも、どこの動物園でも飼育されているというわけではありません(だから知名度が低いのですが)。
そして、この「神戸どうぶつ王国」でもいまいち注目されにくいビントロングさん。それには理由がありました。
なんと・・・正面にレッサーパンダが・・・!
これではなかなか振り向いてもらえないのも納得ですよね。ただ、「そんなことどうでもいいわ…」とでもいうように奥で脱力するビントロングさん。マイペースでいいと思います。
レッサーパンダ人気は衰えません。いつでも大人気です。しかも三つ子。しかもエサやり体験ができるとなれば言うことなしなのです。
ここでいったんハシビロコウのキメ顔を挟んでおきますね。
続いて、不思議な頭をしたワタボウシタマリン。
かなりのドヤ顔で遠くを見つめていますが、鼻に何か付いちゃってます。おちゃめでよろしい。
ラクダのエサやり体験もできます。(繁殖期以外の期間は乗馬乗ラクダ体験もアリ!)
手で直接あげると手ごと持っていかれてヨダレだらけになるので、必ず器からあげましょう。
こちらはバードショーでの一幕。焦点がまったく合ってないですが、鳥たちとの近さはよく分かっていただけるでしょう。カメラ技術はこれから磨くのです…。
さらに、目の前どころか、頭の上をビューッと飛んでくれます(これは花鳥園時代にもありました)。
おしゃべりオオバタンのかわいらしい演出もあるので、イベントスケジュールはぜひチェックしておきましょう。
意外なかわいさを見せてくれたのが、こちらのビーバーさん。
円状の川をひたすら泳いでいたのですが、その前脚がかわいいのなんのって。ほしいもみたいな尻尾も不思議でした。
閉園1時間前くらいの湿地帯。
ペリカンたちはフライトショーで疲れたのか、全員同じ姿勢で休んでいました。このように、広い場所・近い距離で野性的な一面を見られるのが当園の最大の魅力でもあるでしょう。
100種類以上の動物たちが集ういきものの楽園、「神戸どうぶつ王国」。みなさんも、ぜひたくさんの動物たちにを見て・触って・感じて癒されましょう。